iCloudとはAppleのクラウドサービス機能のことですが…
クラウドってなに?よくわからない!という人も多いのではないでしょうか。
iCloudで最も基本的な機能は、電話帳やカレンダーなど設定してある特定のデータをインターネットで自動・手動でやり取りされるというものです。
自動のものはメールが送られてくるときと同じで、必要な情報をiPhoneが勝手に送受信してくれます。
iCloudを使ってできる主な利用法です。
・別々のiPhone同士の連絡先やカレンダーなどを常に同じに揃える
・バックアップをとる
・iPhoneを失くしてしまったときに何処にあるか探す
・iCloudメール(~@icloud.com)の利用
iCloudでデータのやりとりをするにも、iCloudストレージに空き容量が必要になります。
無料では5GB、有料では50GB~1TBまで増やすことができます。
iPhoneを持っていれば誰でも5GBまで登録なしで使えます。
空き容量の確認は 「iCloud」→「容量」→ ”ストレージ” 「使用可能」 で見られます。
(iOsのバージョンによっては「設定」最上部→”Apple ID”「iCloud」→”容量”「ストレージを管理」→「ストレージプランを変更」で確認できます)
iCloudで使用している容量は、iPhone本体のものとは別になります。
また、連絡先やカレンダーなどはデータが小さいためか、一定の量(連絡先なら約25000件など)まではストレージ使用容量に含まれません。
容量を使うものは、バックアップ ・ iCloudメール ・ 書類などです。
設定に必要なものはApple IDとストレージの空き容量だけです。
Apple IDはiCloud用に新たに作っても、既にApp Storeで使っているものでもどちらでもOKです。
空き容量は無料で5GBまで使えます。
例えば2台のiPhoneで同じApple IDを使うと、連絡先やカレンダー機能、safariなど内容をリンクさせることが可能です。
共有したくない項目は、「設定」→「iCloud」で各項目をオフにしておけば、その項目は一緒にはなりません。
「メール」で共有できるのはiCloudメールのみになります。
iCloudでのバックアップはWi-Fiにつながっている必要があります。
「設定」→「iCloud」→「バックアップ」
”バックアップ” 「iCloudバックアップ」 オン
自動でバックアップを取ってくれます。(条件あり)
「今すぐバックアップを作成」
バックアップを作成します。空き容量が足りないとできません。
前回のバックアップ成功の日付が表示されています。
(※iCloudバックアップについて、詳しくはこちらの記事を参考にしてください)
iPhoneの現在地を、PCなどからインターネット経由で見ることができます。
セキュリティ機能なので、Apple IDをサインアウトするときや、iPhoneの初期化のときにもこちらの機能の解除を求められます。
Apple IDとパスは忘れないようにしましょう。
”~@icloud.com”というメールアカウントを作ることができます。
元々Apple IDを持っている場合は新しくメールアカウントが作れるほか、
最初にiCloudを設定するときには「Apple IDを新規作成」 から、自動でiCloudメールアカウントが作成されます。
iPhoneユーザーの中には、PCをもっていない、wi-fiにも繋げられないという人もいます。
自力でバックアップを取る方法がない状態です。
公共wi-fiスポットへ繋いでバックアップも出来ますが、wi-fiでのバックアップは15分以上と少々時間がかかってしまうため、ついつい忘れがちになってしまうのではないでしょうか。
しかし、事故や故障はいつ起こるかわかりません。
気づいた時にはバックアップが取れない状態になってしまった、ということもあり得ます。
そこでオススメなのが、
iCloudを設定して、連絡先やカレンダーなど、最低限の保険を作るということです。
連絡先などは携帯の通信機能で常にやりとりされているもので、バックアップとは別分類になります。もちろんwi-fiは必要ありません。
万が一 iPhoneが車に引かれてペシャンコになってしまったとして、新しいiPhoneでも同じiCloudを使えば、以前と同じ連絡先が使えるようになります。
アプリのデータや写真など、残念ながらその多くは戻ってきませんが、
iCioudの同期機能がいざという時のデータ救出の保険となります。
上げてみたのは基本的なiCloud機能です。
iCloud機能は、一度設定しておけばそのままなので手間いらずです。
便利機能が多いので、まだ設定していないのなら一度見直してみるのがオススメです。