iPhone・スマートフォンは現代人に無くてはならないアイテムのひとつになりました。
大切なiPhoneですから、万が一の破損・落してしまったといった事故に備えてデータの保存は小まめにしておきたいものですね。
しかし、使い始めのうちは iPhoneのバックアップって何だかよくわからないと思います。
まずは バックアップをするためには何が要るのか から、順番に確認していきましょう。
iPhoneのバックアップを取る方法は主に二つ、『iCloud』と『iTunes(PC)』を使ったものです。
●必要なもの:Wi-Fi
●バッアップ可能なもの:
カメラロール内の写真・動画
Appleから購入した音楽・映画・ブックなどの購入履歴
デバイス設定、ホーム画面、着信音など
Appデータ(iCloudバックアップ対応に限る)
メッセージ
ボイスメモ
●保存容量:
5GB(無料)
10・20・50GB(有料)
インターネットを使ったバックアップ。
iPhone本体のiCloud設定をしておけば、Wi-Fiの電波のみでバックアップが可能です。
また特定の条件下では自動的にバックアップも取ってくれるのでお手軽です。(詳しくは「iCloudでバックアップをとろう!」ページを参照)
気を付けておきたいのが、初期のデータ容量が無料 5GBだけという点。
写真やiCloudメールを頻繁に使うユーザーはすぐに一杯になってしまいます。容量を増やしたい場合は有料の月額プランを購入しましょう。
また、連絡先、カレンダー、メモ帳などは バックアップの容量には含まれません。
こちらは別枠で同期されていくものになります。
●必要なもの:PC(iTunesがインストール済)、充電ケーブル
●バックアップ可能なもの:
iCloudでバックアップ可能なもの
APPデータ(iTunesバックアップ対応に限る)
連絡先、通話履歴
カレンダー、リマインダー、メモ、マップ、safariブックマークなど
壁紙、ホーム画面の配置
キーボードの入力候補
Wi-Fiやメールアカウントのパスワード
その他各アカウントの設定
etc…
●保存容量:制限なし
PCへ保存するため容量に制限がなく、
保存できる対象も、iCloudでバックアップできるものに加えて多くの項目が保存されます。
特に写真や、各アカウントの設定もバックアップできるのが魅力です。
例えばアプリの中にはどちらのデータバックアップにも対応していないものもあります。
また機種変え時など、場合によっては データの引き継ぎ手続きが必要になることも。
普段よく使っているアプリはバックアップでデータが保存できるのか? 機種変え時にはアプリのHPなどで調べてみましょう。
iCloudバックアップは手軽ですが保存できる内容が少なく、iTunesバックアップは保存できる内容は多い分、必要になるものや手間も増えます。
万一の場合に備え、ユーザーそれぞれに合った方法でのバックアップを心がけていきましょう。
もちろん両方とも使っていければ、安心はさらに大きくなるのでそちらもオススメです。